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パーキンソンとよく似た病気

パーキンソン病の診断

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パーキンソン病と似た病気の症状と区別

パーキンソン病によく似た症状(パーキンソニズム・パーキンソン症候群)を示す病気が幾つかあります。
パーキンソン病の診断には、それら似た症状がある病気かどうかを確認することが重要になります。

脳の画像診断で判断をする

パーキンソン病の診断では、脳のMRI検査磁気共鳴画像)や頭部CT検査コンピューター断層撮影)を行いますが、パーキンソン病の患者さんのMRI画像には異常が見つからないのが特徴です

これは脳の黒質が非常に小さいもので、変性が画像に反映されないからです。
代わりに脳の出血や血管の異常、脳の萎縮などのパーキンソン病の原因のような症状をMRI検査で見つけ出します。

パーキンソン病のような症状を起こす脳の病気

  1. 脳卒中
  2. 脳腫瘍
  3. 正常圧水頭症(脳を保護する脊髄液が溜まりすぎにより能が圧迫される病気)
  4. 進行性核上性麻痺(脳幹や小脳の神経細胞が減少する病気)
  5. 線条体黒質変性症(脳の線条体(特に被殻)に萎縮が見られる病気)
  6. 大脳皮質基底核変性症(大脳の皮質基底核の萎縮・変性による病気)

これから6つの病気のすべてにMRIやCT画像での異常が認められます。
つまり、画像に異常がないことがパーキンソン病の有力な証拠となります。

本態性振戦との違い

初期症状の共通点は震えで、本態性振戦と間違うことがあります。
しかし、震えの特徴を観察する事で違いがはっきりと分かります。

まず、パーキンソン病は初期には片方だけに症状が現れますが、本態性振戦は片方に症状が現れた後、早期に両側に広がります。

また、パーキンソン病は手と足の両方に支障が生じますが、本態性振戦の多くは手にのみ症状が現れます。
本態性振戦はパーキンソン病に非常に似ていますが、幻視などが激しい場合はレビー小体型認知症の疑いが強いです。

次のページで、若年性パーキンソン病について詳しく解説いたします。もっと見る

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