月経不順・閉経 | 更年期障害の対処と最新療法
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月経不順・閉経

月経不順と閉経について

月経不順・閉経イメージ

月経周期

月経周期は普通25日〜28日で、6日くらいのズレは正常範囲ですが、40代後半になると月経周期がこの範囲を超えて短くなったり、長くなったりします。

更年期にさしかかり、排卵のリズムに乱れが起こるためです。
こうした月経不順がしばらく続いた後、およそ50歳前後に閉経が訪れます。
また、月経の終わり方は人によっていろいろで、幾つかのパターンが有ります。

月経の終わり方のパターン

月経不順を経験しないであるとき突然月経が止まる人もいます。24日以下の短い周期の月経を何回も経験した後(頻発月経)閉経する人、逆に3ヶ月に1回、半年に1回と月経周期が長くなり(稀発月経)、だんだんに閉経に向かう人もいます。

更年期には周期の乱れだけでなく、月経血の量にも変化が起こります。量が極端に多くなったり(過多月経)、少なくなったり(過少月経)、あるいは会によって多かったり少なかったりとすることがあります。

このような経過を経て、一年間月経がいない場合を閉経とみなします。

閉経で注意するポイント

閉経に先立って起こる月経不順は体の自然な老化ですから、そのまま受け容れるしかなく、特に治療の必要はありません。

ただ、更年期の月経不順に寄る不規則な出血と思っていたら、子宮筋腫子宮がんなどの病気による不正出血だったということもまれにあるので、不安を感じた場合は婦人科の検査を受けることをお勧めします。

また、過多月経や頻発月経のため、貧血を起こす場合があります。
息切れや立ちくらみなどがあったら、貧血の検査を受け、必要なら治療を受けましょう。

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月経不順になると

月経不順になると、無排卵性月経の割合が高くなるので、妊娠の可能性は低くなります。
たまたま排卵していて受精が起こったりしても、月経周期の中の黄体期が短くなっているため、受精卵子宮着床する率は少なくなります。

とはいえ、妊娠の可能性はゼロとはいえないので、今までどおり避妊が必要です。
無月経が続いても閉経なのか妊娠なのか区別がつきにくい悩みもあります。
こんな時は基礎体温を測ってみると良いでしょう。
妊娠なら高温が続くはず、低温相が何日か続くようなら妊娠を否定できます。

日頃のアドバイス

いつ月経が来るかわからない上に、量も多かったりするので、思わぬ失敗の多いのもこの時期の特徴です。
突然の閉経に備え、外出時には生理用品の用意は欠かせません。

過多月経の場合は、量が多いだけでなく、大きな血の塊が出ることもあり、普通のサイズのナプキンでは間に合わないことがります。夜用や長時間用のナプキンを用意するか、タンポンの併用で対応しましょう。

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